不動産バイブル

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4/8 不動産投資とはどんなもの?(後編)

こんにちわ

GATES ENTERPRISE(ゲイツエンタープライズ)の岩渕です。

 


【不動産バイブル】不動産投資とはどんなもの?(後編)

4/8  不動産投資とはどんなもの?(後編)

 

前回に引き続き、不動産投資はなぜ単身向けのマンションが主流なのかお伝えしていきます。

今日はオーナー(大家さん)の視点から見たワンルーム投資の優位性について説明致します。

 

②オーナーの視点

不動産投資は人に貸して家賃を受け取ることが大前提です。裏を返せば、借り手が付かない期間をどれだけ短くできるかという点が大切になります。

 

ワンルームはファミリータイプに比べて回転率が良く、ファミリータイプと空室期間を比較すると、ワンルームの方が圧倒的に空室期間が少ないというデータがあります。

確かに、ワンルームの方がファミリータイプより入居者の平均入居期間は短いですが、その分入居者が退去通知を出してから次の申込みが入るまでのスピードは早いです。(但し、立地を間違えていないという前提があります)

 

一方ファミリータイプは、平均入居期間こそワンルームより長いですが、一度空室になるとワンルームの様なスピード感で入居付するのは難しいのが実情です。

修繕費(修理・リフォーム等)や租税公課(不動産取得税・固定資産税)にかかるコストもファミリータイプの方が多くなりますので、実際の投資効率は悪くなります。

 

リスク面で考えても、空室時のローン支払額はファミリータイプの方が大きくなります。

2,000万代のワンルームなら1ヵ月空室時のローン支払は7万〜8万程度ですが、4,000万超のファミリータイプともなれば月のローン支払額は14〜15万に及びます。

更に、マンション特有の管理費・修繕積立金もファミリータイプの方が倍近く高くなります。


また、ワンルームなら価格帯が低いので売却を考えた時に、次の買い手の方が手を出し易くなります。

一方、ファミリータイプの価格帯だとなかなか買い手が手を出しにくい&融資が通りづらいので、買い手の絶対数が減ってしまうことになります。

これは売却時のことも想定すると、見逃すことはできない要素だと思います。

 

以上の投資効率やリスク面を考慮すると、ファミリータイプより単身向けワンルームの方が投資として成り立つのは明白です。(投資対象の地域によってはファミリータイプの方が有効なエリアもある。今述べている投資エリアは東京という前提になります)

 

これで、投資向けワンルームがなぜ主流となっているかはご理解頂けましたよね!


次回は、ワンルーム投資はなぜ東京なのかについて解説していきます!

 

では、また!